口笛吹いて~空き地にいった~とかのアレ

2012年8月2日

歌詞をブログでくちずさむだけでジャスラックがうんぬんとか言われると、日常会話すら成り立たなくなるので、その話はご勘弁くださいということでブログをすすめますが、この歌について、新世代と団塊の世代で解釈が違うそうです。

まさかの都市伝説? いじめの典型??

口笛吹いて空き地にいった。
知らない子がやってきて「遊ばないか?」と笑っていった。
ひとりぼっちはつまらない・・・・誰とでも仲間になって仲良しになろう・・・
口笛吹いて空き地に行った。
知らない子はもういない・・・・! みんな仲間だ仲良しなんだ!

現代っ子の解釈・・・・(こどもたち数人からのレポート報告)

詩の主人公は本人ですね。きっと友達に誘われて空き地で遊んでるからおいでよ!って言われたんでしょうね。そこに、知らない子がやってきて、みんなで遊んでるところに、ヘラヘラ笑って「ヒマなら遊ばないか!アハハハ!」って感じで来たんでしょうね・・・・ でも、その子の内心は、転校とかしてきて、ずっとひとりでいたので、ひとりぼっちがつまらないから仲間が欲しかったんでしょう・・・・でも、もう空き地には自分の友だちがいっぱいいるし、そいつも、ていねいに「友達になってくれませんか?」とお願いを頼んできたわけじゃないから、そういう頼み方はていねいにしないといけませんって先生がいってたから、みんな、その子のことを怪しいと感じて追い出したんですね。音楽も暗いイメージ(短調)ですから、仲間にはなれないよ!といって、みんなで、そいつを空き地から頑張って追い出した様子がよく伝わってきました。

そして次の日・・・・空き地にいったら、昨日のその高飛車なへんなひとりぼっちの転校生はもう来なかった・・・・もしかしたら、自殺したのかも知れない・・・・ でも、私たちには関係ないし、友達になって欲しいです、って言ってこなかったんだし、いまいる仲間を大切にしながら、みんな仲間!友達なんだっていう思いを大切にしたい、そういう願いが込められた歌なんだと思いました。


・・・・・・ まあ数人の新現代っ子に読み聞かせて、答えを聞いただけですが、全員がこのように解釈していました。現代っ子にはびこる「こころの病」は、放射能汚染より深刻なほど心を病んでいるように思います。

大人が正しい解釈を手本として教えてあげていない・・・・・

これが答えなのでしょう。ちいさな読み聞かせ会でしたが、正しい解釈をシーンをまじえて話したところ、ほんとうの意味を知ったこどもたちの目には、あちこちから思わず涙がががが・・・・

そして、歌詞はもうすこし分かりやすく書きましょう。主語が無いのは、いくら日本だからといっても、前後の文脈から主語抜きでも想像で済むっていう時代はもう終わっているので、ほんと、もっと気をつけて散文詩集を書きたいものですね。

たった50年そこらで、これだけ世界が変わる。詩の解釈も変わる・・・・ 経済も変わる・・・・ そうした空間に私たちは心ある人間として生きている・・・ いろいろ考えて生きていかないとダメみたいですね。


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