「萌え」と「ゆるふわ」は別物です!

2013年1月3日

アニメの可愛いキャラ、特に可愛い女の子の絵ですが、「萌え文化」と「ゆるふわ文化」はまったく別のものです。これって見た目が「可愛い」というだけで何でも「萌え」にまとめてしまう人が多いですが、萌えとゆるふわは別。実はゆるふわの方が歴史が古く、少女漫画の全盛期までさかのぼるほどの歴史があります。(萌え文化は秋葉系ですが、むかしの無線ショップの多かった秋葉ではなく、萌えメイドや萌えフィギュアが出始めた2006年以降の秋葉文化が「萌え」ですね。2005年頃までは、まだまだツクモやカクタ、そしてソフマップなどが、パソコン販売メインの秋葉文化でしたから、今の萌え系で知られている「秋葉系=萌え」は2006年後期からなので、萌えの歴史はとても浅いものです。ゆるふわ系は、りぼんやなかよし、ちゃおなどの時代からです。かれこれ40年近い歴史が「ゆるふわ系」

主な違いをピックアップします。女子視点ですが・・・
・可愛いファッションでは、萌えもゆるふわも同じです。
・ミニスカなどのセックスアピールは「萌えだけ」です。
・パンチラローアングルなども「萌えだけ」です。
・エロ要素やカラミなども「萌えだけ」です。

そう、ゆるふわ系には、いわゆる性的な描写はとても少なく、むしろ作画の方で自主規制しています。ゆるふわ系は、あおりの構図(いわゆるパンチラ)も、なるべくスパッツやパニエなどで下着が見えないように配慮しています。

あと、萌えの造形いわゆる人形は「フィギュア」と呼ばれる樹脂をかためた材質で作られています。これも「萌え」の特徴でしょう。細部までこだわっていて、ミニスカから覗くパンティや胸の作りまで造形しています。そして服も下着も髪もすべて樹脂です。見ているだけで性的な興奮を呈するようなポーズやディティールがかなり多く採用されています。

一方、ゆるふわ系では、確かに細部までこだわったドールでは下着のディティールもありますが、ドレスなどすべてが布で作られています。そして髪はブラシで梳かせるように再現されています。パーマやカールも出来ます。ボディはソフビやハイポリマーや人工皮膚などの素材で弾力性があり、とてもやわらかいです。そばに置いておくと気分が和むといったメンタルケアのために作られています。

ちょっとした違いですが、実は大きく違うのでちょっとまとめてみました。最近では少女漫画でも過激な表現も否めなくなっている漫画もあり、その流れで、本来は日本女子の燐とした清潔さ、大和撫子の厳格さなどが軽視されていますので、かなり残念に思います。私が古典的な考え方なのかも知れませんが、やはり望まない妊娠による大切な生命の絶命が危惧される婚前交渉は避け、周囲の情報源がどのようであろうと、しっかりした人間らしい生き方が素敵だと思います。

ゆるふわと萌え、混同すると、萌えを食い物にするセックス産業のようなものに飲み込まれてしまいますからね。もちろん、萌え文化や微エロ文化も大事ですが、同じものとして一緒にしないで、それぞれのTPOや立場を尊重しあい、しかし相容れない点も理解して、素敵な日本文化が世界に羽ばたけると良いですね。

そんなアニメや萌え、ゆるふわのトークを、インターネット非公開のコミュニティで楽しんでいます。あなたもどうぞご参加なさってみてくださいね。

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