オカネが儲かっても会社は閉鎖する場合

2013年3月24日

インターネット企業は、技術力の技術の高さと経験の豊富さによって、確実にお金になるビジネス。ここ東北の山形県鶴岡にもすごいIT会社がある。中堅SNSサイトも自前で開発してきたベテラン企業で、ミクシィより10年以上も昔にSNSサイトを日本で初めて構築サービス開始した会社である。

しかし、儲かっているのに会社を閉鎖・・・

そう、理由は「有能な部下に恵まれなかった」という・・・ 会社とは社長がブレイン(脳)であり、副社長や専務や常務は部下である。もちろん社員も部下であり、これらが手となり足となって、ひとつの生命体になるのが「組織」である。

もちろん、脳が生きているかぎり、組織はいくらでも生まれる。リボーン(再誕生)である。その時、前の腐った手足はもぎ取られる。手足がロクに仕事をしなかった時代からは解放されるだろうし、実際、営業担当の専務役員であれば、「営業を上げてナンボ」であり、それが業務履行責任である。それが出来ないのであれば、やはり手足として、部下たる責任を全うしていないのだから、クビにならざるを得ないだろう・・・

技術力が高いと、勝手にお客が集まる。

しかし、それにかまけて営業をしなかった役員たちは解雇される・・・・組織として新規顧客を増やさないなら、部下はやはり用済みである。組織として無駄な人件費はかけられないからだ。儲かっていながら、くだらない能無し部下のために会社が閉鎖して、新しい若手の人材のために、新しい門戸が開くということは、悲しい別れもあるにせよ、素晴らしいことであろう。

儲かっていても会社を整理する必要がある。

なるほど、今日のセミナーで学んだ講話、実際の体験談をもとにした講話だけに、本当におもさが違った。

あの会社は、なんか問題あるみたいよ? とか
なんか、トラブルってるみたいだよ? とか

そいうのは、ナンセンスということがよくわかった。むしろ会社のトラブルはすべて「部下の能力不足が問題」ということに基因する、なぜなら、社長がひとりで会社を経営しているわけではないからだ。特に大きくなってきた会社は、まさに部下90%で運営されている。社長が100%仕事をこなしているなら、部下はひとりも必要ない。儲かっていても、部下が働かないのであれば、儲かっているのに、いちど閉鎖することも大事。 なぜ閉鎖したのか、なぜクビになったのか? 部下は自問自答した方がいい。それが現実であり、成績がよければ、閉鎖する理由がなかったわけだから、なぜ能力が発揮できなかったのか、インターネット事業の場合は「スキル不足」であろう。

初心に帰って勉強する気持ち

いくら部下のパソコン歴がパソコンを20年もやっていようと、部下はひとりひとりに大切なことは、社長に対してこの気持ちがすべてである。エキスパートだから組織を構築して社長が運営しているわけだから、やはり文化やトレンドが違っても、社長に頭をさげて相談することが大切だろう。 嫌がって勝手に独立して起業すれば、不正競争防止法で雇用法違反で犯罪行為になる。契約の有無にかかわらず、雇用法で定められているわけだ。それが見習い社員として入社2週間でも、独立して起業すれば立派な犯罪行為である。そういう鶴岡のITデザイン印刷企業もあるそうで、なるほど、あそこかって感じ。

実話のセミナーは本当に大切。そして未来が変わり、良くなっていくために大事なんだと実感。ひさびさに受講したけど、今回もまた素晴らしい講演でした。証拠もつけて講演して頂けたので、すべての話に本当の証拠がある、ということはとても大事ですね。


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