こんにちは、週末ITセミナーに参加してきました。
ホームページを作りたい、もちろんアクセスアップして販売を伸ばしたい、そんなビジネス面での貴重なお話しが聞けました。
でも、デザインのプロでは意味がない。
プログラマーのプロを選ばないとダメ。
しかもサーバー構築までできる人。
なぜかというと、ネットのアクセスアップは通信ネットワークというプログラムで制御されており、サーバーを構築できて、自社でデータセンターを営んでいるプログラム会社に依頼しないと、ホームページの「グレード評価」というものがあがらない。
例えば某建設会社のホームページですが、最初はネットランキングで300万位・・・・きちんとコンサルしてもらって、作り直してもらったら80万位まで上昇。アクセスも4倍以上にハネあがり、既に毎日のように注文が電話が来る。
レンタルサーバーの選び方から重要だし、ドメインもプライマリーはもちろんセカンダリーやルーティングもすべてきちんと考え抜いたものを利用しなければ、ホームページのアクセスはあがらない。
一方で、アクセスがあがるとネットワーク負荷が増大する。
これは「うれしい悲鳴」だが、レンタルサーバーは回線が湯水のように湧くわけではなく、決められたネットワーク接続回数やスピード(いわゆる帯域と総称)によってきめられている。
さくらインターネットやムームーなど、一般的なレンタルサーバーでは月額利用料に「通信最大上限」を設けている。たとえば、1か月に10000アクセスになったら以後のネットワークが極めて重くなったり、データ転送量が7GBを超えたらネットワークが抑制されたりする。
制限していないレンタルサーバーを調べてみると、1か月で1万アクセスなんて出せなかったり、ネットワークデータ量が増えないように「おおもとの根っこに帯域負荷をかけている」ということがある。
普通であれば光の時代なので100Mbit/sは当たり前だが、さくらインターネットでは、わずか100分の1の1Mbit/sであったりというように、水路の根本で水の出を抑止しているわけだ。蛇口の水と思ってもらえばよい。ちょろちょろしか流れていないから、お風呂に入るために、お湯がたまるまで2日もかかるようなもの。
もちろん、これではお客に迷惑がかかってしまう。
応答性の悪い通販サイト・・・開かないEC-CUBE・・・重いネットショッピング・・・バグだらけのショップサイト・・・
ショップギアやその他の買い物かごだけ取り付けても、今度はSEO評価がまったくあがらなくなり、本末転倒・・・・誰もこないショッピングサイトでは、何をしたって売れるわけがない。
売れてきたら今度は回線やサーバーの増量を考えなければならない。いきなり、ホスティング(共有サーバー)から、独立タイプのハウジングへ切り替えれば、トラフィックで月20TB規模のサイトになれば、ただの回線費だけでも月額15万円以上はかかってしまう。
某温泉旅館のホームページ。インターネットで人気が増して、1日1万人のアクセスと、ページビューでも30万ヒットを超える。
1か月で900万ヒットを超えるようになり、ビジネス客や素泊まり客、オートバイ客など、いろいろなお客様に恵まれるようになったが、従来のレンタルサーバーでは回線がパンク。・・・・月10TBは耐えられる回線と設備に変更することになるが、普通なら回線保障コミで月額15万円規模のサイト維持費になるところ、コミュネスでは自前できちんとデータセンターを所有しているので、かかる回線の実費のみ負担の49000円で結構。光100M保障でたったの49000円は激安。
しかし、インターネットを知らない旅館の内部スタッフや、インターネットをよく知らない民政員などが、個人のしょぼいホームページの感覚で「料金が高い」として安いサーバーに戻したところ、たちまちアクセスがダウン。さらにはサーバー解約となり、新しいドメインとレンタルサーバーで1日のアクセスが10000人(1万人)ということにはならず、結局、そのまま倒産閉鎖に追い込まれた(実話)
既に1日1万アクセスに支えられた毎月の宿泊予約をあてにして従業員を雇用したりしたことが裏目となり、また、インターネットをよくわからない民政員や旅館スタッフが間違えたことを経営者に伝えてしまい、処理能力を達成できないインターネット回線のレンタルサーバー業者に切り替えてしまったことから、まったくインターネットから集客が得られなくなってしまった事案。デザインがいくらきれいでも、客が来なければ商売にならない。インターネットでアクセスを増やすには、残念ながらデザインを高めるとシステムの重さや不具合そしてグーグルなどのマッチングから遠く離れてしまい、インターネット検索で大きく下げられてしまう。もちろん、当社では、アクセスアップは要らないとあれば、デザイン重視でホームページを作ることが可能です。
失敗の経験も豊富だから、本当の真実をみなさんにお話しすることができる。
これらをすべてトータルでコンサルしてもらって、ホームページ作りやレンタルサーバー選びからしっかり考えないと、実はインターネットは成功できない。
フェイスブックやツイッターで集客を狙っても、今流行のSNSとは言えども、3週間前の記事に目を通す人はいないので、これらのソーシャルサイトで集客するには、とにかく毎時間にひんぱんに何でも書き込み続けないとならない・・・・
通販サイトやホームページの運営なのか、フェイスブックのスタッフなのか、わけわからなくなってしまう。これにハマっている人は、実は自分のミスに気づいていない。フェイスブックで3万人の会員を集めたこともあるが、残念ながらフェイスブックに対する広告料の支払いばかりが増え続け、肝心な商品はまったく売れない悲劇が待っている。そして、ニュースフィードには怒涛の「いいね!」のラッシュで、500イイネをもらっても、これにコメントしたりイイネ返しをしたりと、それだけで1日が終わってしまう。・・
なるほど、先日のIT勉強会でしたが、とてもいい話が聞けました。
自社でデータセンターを営み、サーバーも構築して運営しているコミュネスさんのIT勉強会は、いつも疑問に明白に答えてくれますね。
ホームページの相談はコミュネスさんに聞いてみるといいですね。
http://communes.jp/help/content.php?lid=45