テレビ報道で「暴言証拠」から始める構成が違法に?!

2021年9月18日

自衛隊の暴言ということで、某テレビ局で「開始早々」から「証拠」と称して「暴言」から放送するストーリー構成が違法になる、という話を某専門家のセミナーで聞きました。

事実を放送することや、報道の自由は尊重されるべきですが、ストーリー構成要件が「はじめから暴言があったから許されるべきではない」と錯覚誤認を視聴者に受けさせ、洗脳させる番組の構成は「故意による事実の湾曲」につながるそうです。

故意による事実の湾曲が番組の構成に認められると「名誉毀損」が成立するそうです。

事実を淡々と伝え、放送側の「故意」「意図」「判断」などを一切含まない「事実の通知」であれば名誉毀損は成立しませんが、はじめから暴言があり悪事があって被害者が生じた、と思えるようなタイムラインの構成は違法になるそうです。

はじめから「悪ありき!」という番組構成はダメということらしいです。

なるほど、納得ですね。

では、どうすればいいのか、時系列を事実に基づいて被害者加害者双方の正確な事実調査に基づき、なぜ暴言をいわれるきっかけになったのか、まず基本的な因果を説明し、それに対する暴言の事実を伝え、最終的に判断は視聴者のみなさんに任せることを番組として意志を伝え、法的な裁きは司法の場つまり「裁判所」にゆだねることを明言する必要があるそうです。

つまり視聴率稼ぎのために番組のタイトルから暴言を扇動して構成すれば違法放送になる。

かなりそうした名誉毀損での裁判も多いようですから、テレビ局も「本来の正しい報道」と「テレビ局の故意による思想の撤廃」を心がけて欲しいですね。ビジネスや政治にも悪用されかねないメディアだけに、テレビ局の今後はこうしたところにすべて掛かっているのでしょうね。

(この記事はただの個人の日記です。詳しいことは弁護士などにご相談下さい。)


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