大学進学と有名難関と進学率と進路相談

2024年4月5日

いつも閲覧ありがとうございます。

データ社会と言われる現代ですが、数字の真価から見える本質の捉え方を綴ってみたいと思います。

ウワサで信じると、真相が見えず、ひょっとすると勘違い、ということもあります。こどもたちの進学、就職、学校選びなど、もしかするとデータを誤読していることもあるかも知れません。そうしたギャップを感じると、大きなストレスになることもあるでしょう。

進学に悩む親子のご相談も多いです。ウワサ話と世間体で翻弄されてしまって、本来のお子様のポテンシャルを発揮できず、親子そろって不幸になってしまうケースも少なくありません。

本当の進学率とは何か? データを分析してみましょう。


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2024年も4月となり、さくらも待ち遠しい「春」の訪れです。

地方新聞に目をやると、有名難関大学などの3月の合格数と進学校の話題が大きく掲げられていたりします。タイトルで大きく書いてあるので、さすがに目につきますので、データを細かく分析してみました。

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2023年 ○○地域 大学進学率 比較
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〇〇〇高校(公立) 2023年 すべて特進生 196人(進学182人)
難関国立 49人(比率 26%)
有名私立 133人(比率 73%)
→ 進学率 92%

△△△高校(私立) 2023年 特進は1類2類  75人(進学114人)
難関国立 9人 (比率 12%)
有名私立 105人(比率 140%) 普通科からも進学あり
→ 進学率 152%

100%を超えた残りの52%が普通科からの進学率と計算される。

新聞などに掲載されている延べ合格は、複数の大学受験や浪人受験なども含む表示などであり、誤読を招くので割愛する。

有名大学の進学に関して、△△△高校の方が、〇〇〇高校より、進学率は上記の通り、かなり上であることがわかる。

〇〇〇高校は、はじめから進学校として、全生徒が進学コースなので、進学を目指す学生の絶対数は多いが、必ずしも「進学率が高い」とは言い切れないことが読み取れる。

有名私立で進学率を比較すれば、〇〇〇高校 73%、△△△高校 140%なので、△△△高校が2倍も進学率が高いことが計算される。

全体的に数字だけ見て、△△△高校の大学の合格人数が少ないのは、〇〇〇高校の特進生徒数が2.42倍も多いことから、人数としての絶対数は低く目に映る。

大学進学は「進学率」で計算しないと、真実は見えてこない。

いわば、獲物の数と、実際の銃砲弾丸の数から、正しく「命中率」を計算しないと、本来の猟銃と猟師のポテンシャルは計算できない。


お子様にふさわしい学校を選ぶにはデータの裏付けも大事です。
数字も事実を示すバロメーターですね。


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