ウエブメールでお馴染みといえば、ヤフーメールにGmail、iCloudメールなど、いろいろなサービスがありますよね。
でも、広告がやたらウザかったり(ヤフーメール)、画面がやたら横長仕様で4:3のモニターで慣れている人にはちょっと厳しかったり(iCloud)、広告は少ないものの使い勝手が独特で日付順ソートすらめんどくさかったり(Gmail)、なかなかノーマルでオーソドックスなウェブメールが無いのも事実です。
そんななか、以前、このワードプレスでもご紹介させて頂いた「きゃらめーる」ですが、健全にソースも公開されているroundcubeをベースに日本人に使いやすくアレンジされた「非営利」で「無広告」のバナーがひとつもないウェブメールサービスがとても使いやすいです。
その非営利で高い評判の「きゃらめーる」に、Gmailバージョンが登場した模様です。
使う前に事前にGmailのアカウント画面(グーグル公式サイト)で、以下のようにIMAPを有効にしておく必要があります。また2段階認証はきゃらめーるに限らず普通に他のメーラーでも使えませんから、もし2段階認証をしているなら2段階認証も解除しておきましょう。
あとはやってみれば早いかな。
グーグルログインIDとパスワード(どちらも暗号化されて保護されているそうです)を入れてログインすればOK。 非営利だから集まったIDやパスワードを広告配信のソースに使うということもないそうです。
逆に、広告付きサイトなどは、そういう個人情報が広告料のネタであって、表示されている広告はほとんど意味をなさない、というのもプロから話を聞いたことがあります。画像が表示されるだけで、アナリティクス解析法という解析術でセッションやクッキーなどを読み出し、前のアマゾンのページで誰が何を買ったなどの情報を読み取れるそうです。
非営利なら収益に急いでいませんし、そもそも収益を一切必要としていませんから、そうした個人情報の漏えいの危険も無いですね。むしろ大手サイトが近年急成長を見せた裏側がそうした個人情報転売と言われています。
だから個人情報保護法という規制法まで作られるハメになったということですね。まさか駅前や露店街の小店舗がいくら個人情報を転売しようっていったって、そんなに人数集まらないし、社会問題にすらならないわけですから、法のあるところに大企業の違法ビジネスあり、ですね。
その大企業を「ブランド神話」でいまだに信じる若いバカモノが必死で、社会がますますいびつに歪んでいますが、まあ、その話題はまた次回にでも。
Gmailがシンプルに使えるウェブメール きゃらめーる for Gmail
くわしい解説はこちらにあります
http://communes.jp/help/content.php?lid=30